報道とは、「新聞・ラジオ・テレビなどを通して、社会の出来事などを広く一般に知らせること。また、その知らせ。ニュース」という意味である。特に今年は東日本大震災に絡んで、報道すべき重大事が多く、マスメディアの報道センスが試されている気がしている。特に、最近のテレビ番組はバラエティ志向が強く、報道番組がなおざりにされているように感じられる。
今私が思っていることは、未曾有の大災害に接し、世界各国の注視を浴びていることから、報道番組が世論を先導して、復興の一助にならんことを求めている。震災以降、新聞・テレビなどの各マスメディアは特別編成で国民に震災の状況を報道した。特にテレビなどは地震発生以降、長時間にわたり特別報道番組を組んで、地震災害の報道を行った。ただ、どのテレビ局でも同じ内容の繰り返しや政府等の機関発表をそのまま中継して流すだけなどの報道番組とは言い難い内容であった。中でも某テレビ局の首相会見中継時の暴言などは報道番組として決して許されない愚挙であり、報道機関の一員としての資質を疑わざるを得ない。
私が思う報道番組の理想像としては、正確かつわかりやすい報道である。難しい内容や専門性の高い内容は専門家に解説してもらい、誰にでもわかるような報道をしていただきたいと思っている。最近では元公共放送記者のジャーナリストや大阪の元民放アナウンサーは私の理想像に近い報道キャスターである。ただ、制作側である放送局の意識が改善しない限り、理想の報道番組は絶対にできないと確信している。特に政府等の機関発表を流すだけで報道番組を制作していると思っている殆どの放送局やその関係者には猛省していただきたい。